家族みんなが楽しものしていた、待ちに待ったファミリーキャンプ。でも、ちょっとした忘れ物が楽しい雰囲気を台無しに。
そんなことがないように、あらかじめチェックできる持ち物チェックリストを作成しました。キャンプの志向によって実際は必要なものが異なりますので、すべてを網羅しているとは言いませんが、これさえあれば、なんとかなるというものをピックアップしています。ダウンロードできる一覧表も用意しましたので、印刷して、わすれものチェックシートとしてご利用ください。
キャンプは不自由さも楽しみの一つ!というおおらかな気持ちでキャンプを楽しみましょう!
下記からキャンプ持ち物リスト一覧表をダウンロードできます。
テント・宿泊関連
- テント
利用人数プラス1名くらいの広さのテントがおすすめ。 - タープ
食事や、食後などのくつろぎ時間に!雨除けや日差し除けとして。ちょっとしたプライベート空間も作れます。2ルームテントなどのリビングがついているテント以外は、タープがあると格段に快適になります。 - ペグ・ガイロープ(張り綱)
テントをしっかりと地面に固定するために、また強風時は必須!また、ワンポールテントはこれがないと始まらない。テントに付属していても、必要数など確認をしておきましょう。 - ポール
テントのポール以外でもキャノピー用や、タープ用に必要本数や、実際に使えるかどうか確認しておきましょう。 - ペグハンマー
ペグを打ち付けるためのハンマー。忘れても手ごろの石があれば、何とかなりますが、使い勝手が悪いので用意しておきましょう。 - グランドシート
テントの下に敷くシート。テントの汚れや傷防止に、また地面からの冷気や湿気、雨天時の浸水を防ぐ。 - インナーマット
インナーテントの床面に敷くマット。クッション性のあるものがベスト。地面のごつごつ感を緩和し、冷気も防ぐ。 - シュラフ(寝袋)
キャンプするときの気温に合わせたシュラフを。山間部のキャンプでは、夏季でも朝晩は結構冷えますので注意。 - シュラフマット(キャンプマット)
熟睡するのは必須かも! - 枕
就寝するときは、やはり枕があったほうが熟睡しやすいです。ない場合、シュラフやシュラフマットの袋、バックパックなどに衣類等を詰めて枕の代用もできます。 - 椅子・チェア
食事時やくつろぎタイムに!ローチェア、ハイチェアなどいろんな種類がありますのでお好みのキャンプスタイルに合わせてどうぞ。テーブルやバーベキューグリルなどの高さに合わせると快適です。 - テーブル
食事やドリンクなどを置く為や、調理するためにも、用意したほうが良いです。 - ランタン
テント内はLED、屋外のリビング等はガスやガソリンランタンがおすすめ - 懐中電灯・ヘッドライト
夜間のトイレなどの移動や作業に懐中電灯が必要です。両手が空くヘッドライトがあれば便利です。
火まわり
- コンロ・バーナー
キャンプ場で調理をするのならば、必要です。火の細かい調整が必要のない調理でしたら、下記のバーベキューグリル仕様でも大丈夫。朝のコーヒーや、ちょっとした湯沸かしなどには、小さなコンロ・バ-ナーが便利です。 - バーベキューグリル
キャンプでバーベキューをする場合必要です。炭起こしは面倒ですが、バーベキューはキャンプの醍醐味ですね。 - 焚き火台
直火を禁止しているキャンプ場も多くなってきています。自然保護の観点からも、キャンプで焚き火をしたい場合は、持っていきましょう。夜の団欒には焚き火はリラックスできますよね。 - 網・鉄板
バーベキューをするには必須です。忘れがちなので、バーベキューグリルと一緒にパッキングして持っていきましょう。 - 燃料
ご自身のお持ちの機材に合った燃料も忘れずに。 - 着火剤
炭火や、焚き火の火おこしに、あると便利。 - マッチ・ライター
コンロやバーナーなどには、自動着火機能がついているものもありますが、それ以外のものや炭起こし、焚き火などには必須です。ファイヤースターターで火をおこすのもサバイバルみたいでありかも! - 手袋
火おこしや、薪の処理などの時に、手を保護できます。 - 火ばさみ
焚き火やバーベキューの時に火のついた薪や炭を移動する際に必要です。 - 鉈・斧・ノコギリ
焚き火の薪を作るときに必要。購入した薪でも必要サイズに地策する場合にも利用。 - 火おこし器・火消し壺
火おこし器は、バーべーキューの際の炭起こしが、簡単にできるようになる優れものです。火消し壺は安全に炭を消火でき、炭の再利用もしやすいので、エコにも。 - バケツ
焚き火やバーベキューなど火を使うときには、いざというときの為に水を入れたバケツを用意しておきましょう。また、それ以外に、汚れた器具を洗うときなど大活躍します。 - 新聞紙
焚き付けや防寒、クシャクシャにしてたわしの代わりなど、アイデア次第で色々使えて便利。
衣類関連
- 着替え
キャンプに限らず、旅行には必要ですが、アウトドアでのキャンプは何かと汚れがちですので、特にお子様とのファミリーキャンプでは多めに持っていくことをお勧めします。 - 防寒着
キャンプ場は、朝晩結構冷えるところがありますので、一つ防寒着を用意しておきましょう。 - 帽子
夏のキャンプの日差しは思ったよりも体力を消費します。熱中症対策の為にも帽子を用意しておきましょう。 - レイングッズ
傘でもよいですが、雨天時にテント設営しなければならないときや撤収するときなど、両手が自由になるレインウェアが便利です。寒くなった時の防寒具にもなります。
調理関連
- 食器
ソロキャンプならば、フライパン、鍋などの調理器具からそのまま食べても大丈夫ですが、ファミリーキャンプやグループでのキャンプならば人数分の食器は必要ですね。 - カップ
飲み物はすべてペットボトルや缶飲料しか飲まない!という方は必要ないかもしれませんが、コーヒー、紅茶などを沸かして飲む方は必要です。 - カトラリー
スプーン、フォーク、ナイフ、箸など。 - クーラーボックス
夏場は食材が傷みやすいので、冷やして保存する為や、飲み物を冷やして置く為などに必要です。 - 保冷剤
クーラーボックスとセットで。 - ウォータータンク
キャンプ場の水場まで距離があるときに、ウォータータンクに水を入れておけば、ちょっとした洗い物や、手洗いなど水が必要になった時でも、水場までいかなくても済むので便利です。 - 包丁・ナイフ
調理するときや、パッケージの封を切るときなどに利用します。箸を忘れた時に小枝を使って代用品を作ったり、焚き火時の着火剤の代わりに小枝でフェザースティックを作ったりなど、ちょっとした加工もできます。 - まな板
食材をカットするときに。 - やかん
お湯を沸かすために。飲み物以外に、食器などの除菌や、冬場の湯たんぽに入れる湯を作ったり。 - フライパン・鍋
キャンプで調理する場合に必要。 - お玉
キャンプで、煮物や汁物を調理するときに。結構忘れがち! - 菜箸
食材を取り分けるなどで利用。トングで代用可。 - ざる・ボウル
食材のとりわけや水切りに。 - ポリ袋(大・小)
ごみ袋や余った食材の持ち帰り、濡れたグッズの保管など、さまざまの利用法があります。特にごみは持ち帰りが基本ですので、分別できるように数枚は持っていきましょう。レインウェアの代わりや防寒着の代わりにも! - ラップ・アルミホイル・キッチンペーパー
食材の切り分けや調理に便利。 - 食材
食材は来る前にカットなどの事前調理をしていくと、キャンプ場では時間短縮になり、ゆっくりできますよ。来る途中でスーパーなどで地元の食材を購入するのもあり。 - 飲み物
事前準備でも途中のコンビニで購入しても良いですね。 - 調味料
焼き肉のタレ、塩コショウ、しょうゆなど、調理する料理に合ったものを。朝ご飯用の調味料は忘れがち。トーストなら、バターやジャムなど。 - 食器洗剤・たわし
食事の後の食器や調理器具などを洗うため。せっかうキャンプに行くのですから食器洗剤は、自然に優しいエコ洗剤を使用しましょう。 - トング
食材を取り分けるなどに使用。菜箸でも可。
その他
- 洗面用具
食後の歯磨き、お風呂用品など。 - タオル・手ぬぐい
夏の水遊びの後の濡れた体をふく為や、手洗い後などに。 - ティッシュペーパー
ちょっと何か拭きたいときなど。花粉の季節に、花粉症の方は必須? - トイレットペーパー
トイレットペーパーの無いトイレもありますので、持っていくと便利。ティッシュペーパーの代わりにもなる。 - ウェットティッシュ
水場が近くにない時の手拭きや、机などを拭くのに便利。 - モバイルバッテリー
写真をたくさん撮っていると、スマートフォンのバッテリーはすぐなくなりますので、モバイルバッテリーがあると便利です。オートキャンプでは車で充電できますが、手もとで充電できるので一つ持っていくと良いですね。 - ガムテープ
急にキャンプ道具が壊れてしまったときなどや、パッキング時などに。 - 救急セット
擦り傷、切り傷、やけどなど、アウトドアでは怪我することも。ちょっとしたけがなどに救急セットがあると安心です。 - 常備薬
いつも飲んでいる常備薬は持っていきましょう。解熱鎮痛剤や、胃腸薬、虫刺されの薬など。環境が変わるので、特に小さなお子様連れのファミリーキャンプでは、子供用の薬も忘れずに。 - 虫よけアイテム
キャンプには虫はつきもの。虫よけスプレーは必須かも。 - 日焼け止め
日焼けで肌が痛くなる前に日焼け止めで紫外線を防ぎましょう。 - 使い捨てカイロ【冬季】
寒い季節のキャンプには、予備を含めて多めに持っていくと良いでしょう。 - ストーブ・暖房器具【冬季】
冬季キャンプで暖を取るために。テント内の火気使用は、危険が伴いますので、近くに燃えるものを置かない、喚起をしっかりするなど、自己責任で。また、一酸化炭素中毒を防ぐために、COチェッカーを複数利用するなど、不幸な事故をしないように、細心の注意をして利用しましょう。
まとめ
「キャンプでアウトドアクッキングを楽しみたい」とか、「キャンプでは極力何もしないでゆっくりしたい」など、お好きなキャンプスタイルによって必要になってくる持ち物は、さまざまですので、この持ち物リスト一覧の中でも必要でないものや、足りないものもあると思います。
この一覧表を参考に、皆さんのお好みのキャンプスタイルに合った持ち物チェックリストを作成して、楽しいキャンプを満喫してください。