ダークルームテクノロジー、コールマン(Coleman)スクリーンigシェード+のレビュー

コールマン(Coleman) シェード スクリーンIGシェード+ キャンプ道具
コールマン(Coleman) シェード スクリーンIGシェード+をレビュー
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公園やデイキャンプに行くと、サンシェードテントを使って楽しんでいる家族やグループをよく見かけます。

しかし、夏真っ盛りのシーズンでは、たとえフルオープンのシェードテントを使っていても、テントの中まで日差しが届いて暑くて中にいられないと思った方は多いのではないでしょうか。

そこで以前から興味を持っていた、日差しを90%以上カットする、コールマンのダークルームテクノロジーを使った、コールマン(Coleman)スクリーンigシェード+(プラス)を実際に使ましたのでレビューします。

スクリーンigシェード

コールマンスクリーンigシェード+とは

コールマンのベストセラーのプラスのないスクリーン igシェードに太陽の日差しを約90%カットするダークルームテクノロジーをプラスしたサンシェードテントです。表面は、白っぽいシルバーで内側はブラックになっていて、太陽の陽射しをカットするような雰囲気を醸しだしています。

サイズは、使用時で、幅210×奥行180×高さ120cm、収納サイズは約Φ15×60cm、重量は約3Kgです。定員は3~4人になっていますが、実際には、大人2人+小学生2人くらいならば、中でお弁当を食べても快適な広さだと思います。

実際にテントの中に入ってみると、入口部分(1面)はダークルームテクノロジーが使われていないので光を通して明るいですが、それ以外の3面は日差しがしっかりカットされ、濃い影ができます。

4面すべてフルオープンにできますが、メッシュがあるのは全面と後面のみになります。そのメッシュは、接触した虫をノックダウンするOlytec(R)メッシュを採用しているため、網の目は若干大きく、風通しは良いようです。

コールマンスクリーンigシェード+の設営は簡単

設営方法を簡単に説明します。

  1. 収納袋からテントを取り出して地面に広げます。
  2. 2本あるポールを組み立てます。ポールはショックコード(ゴム紐)でつながっていますので、金属のジョイント部分に差し込むだけです。
  3. テント上部に十字に箇所、スリーブがありますので、それぞれポールを通します。
  4. テントの4隅にエンドピンがついてますので、通したポールの両端にエンドピンを差し込みます。ポールは2本ありますから合計4か所です。
  5. ポールを起こして、テントを立ち上げます。
  6. テントについている4か所のフックを、ポールに止めます。
  7. テント全体の形を整えれば設営完了です。

袋から出して広げるだけのポップアップテントや、傘のように広げて設営するワンタッチテントに比べると若干面倒かもしれませんが、慣れれば5分も掛からないくらいで設営できます。

ダークルームテクノロジーは、やっぱりすごかった!

スクリーンigシェード内部

今まで使っていた、通常のサンシェードは、夏の暑い季節では、木陰を探して、その下に設置しないと、サンシェードの中は、温室の中にいるようで、しっかりと過ごせない状態でしたが、このダークルームテクノロジーを使った、コールマンスクリーンigシェード+の中は、しっかりと黒い影ができ、快適に過ごせます。

これならば、公園での場所取りで、木陰をゲットできなくてもあまり問題にならないと思います。

しかし、真夏の天気の良い日では、いくら日光をブロックしたとしても、締め切ったテントの中は、かなり厚くなりますので、子供の昼寝などに利用する場合は、しっかりとテントをあけて、空気が循環するようにしてくださいね。

コールマンスクリーンigシェード+はキャンプに使える?

コールマンスクリーンigシェード+はしっかりとした造りのテントですので、キャンプに使いたいと思ってる方もたくさんいらっしゃると思います。結論から言えば、条件付きならば使えると思います。

コールマンスクリーンigシェード+は、耐水圧は約3,000mmですので、通常のテントと比べても見劣りしない耐水圧ですが、縫い目にシームテープ加工がしていないのと、フライシートがないなどのことから、雨の日は避けた方が良いですね。

また、比較的風に強い構造ですが、ペグ止めは床面4か所しかないので、風の強い時のキャンプも避けた方が良いと思います。

キャンプに利用する場合は、風の弱い天気の良い日、または雨天時でも、タープ下での設置ならば、問題ないと思います。暑い日は上部にベンチレーションがないので、メッシュ部分を少し開けるなどの工夫はいりますが。

あと、大きなシェルター使用時に、カンガルー式のインナーテントとしてならば快適に利用できます。でも、ランタンを吊るすためのフックはついていないので、ご注意を!

コールマン クィツクアップIGシェード+と比較

クィツクアップIGシェード+も、ダークルームテクノロジーを採用している点は同じです。違いは、サイズと、こちらはポップアップ式のテントというところです。

設営は収納袋からだして、ポンと広げるだけで設営できるのが魅力的なサンシェードテントなので、組み立て式の設営に不安のある方に向いています。時間も30秒程度でできてしまいます。サイズは、使用サイズで、約200×150×125(h)cm。収納時サイズは約Φ59×8cm、重量は約2.7kgです。

スクリーンigシェード+に比べて、一回り小さいため、カタログ上の定員も約2~3人となっていて、実際には、大人2人、または大人2人と子供1人くらいが快適な人数だと思います。

ここで簡単にどちらが向いているかを下記にまとめてみます。

スクリーンigシェード+が向いている人

  • 組み立て式の設営方法に抵抗のない人
  • 風の強い日でも、設営したい人
  • 家族構成やよく行くメンバーが、大人3人または大人2人と子供2人などで、ゆったりくつろぎたい方。

クィツクアップIGシェード+が向いている人

  • とにかく、テントの設営時時間をかけたくない人。
  • 風の強い日はあまり出かけない人
  • 家族構成やよく行くメンバーが2人以下の人または大人2人と子供1人以下の人

まとめ

スクリーンigシェード+はこれからサンシェードを購入しようとしている方はもちろん、買い替えを検討している方にもおすすめできるサンシェードテントです。やはり夏の日光の日差しを遮ってくれるダークルームテクノロジーのサンシェードテントは、一度使用したら手放せないテントです。

サンシェードを購入しようと思っている方は、他のサンシェードテントに比べて価格は比較的高めの部類に入りますが、その価格以上のメリットがありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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